トヨタは、カローラスポーツ、カローラ(セダン)、カローラツーリングの一部改良モデルを発表した。なんと純ガソリン車を廃止し、ハイブリッドモデルに一本化。200万円ちょっとから買えた純ガソリン車がついになくなってしまった。外観の変更はないものの、従来メーカーオプションだった装備が標準となるなど、商品力の向上が図られている。
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
カローラスポーツ一部改良モデルは5月9日発売
5ドアハッチバックのカローラスポーツはまず純ガソリン車を廃止し、ハイブリッドモデルに1本化とした。さらにこれまでメーカーオプションだった以下の装備をグレードごとに装備を標準設定とした。
カローラシリーズの純ガソリン車廃止は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、ガソリン車の新車販売を2035年までに禁止するという政府方針を見据えたものだが、今後、登場するトヨタ車も順次純ガソリン車を廃止していくだろうと思われる。
・ドライブレコーダー 前方+バックガイドモニター(簡易録画機能付)(G“Z”グレード)
・ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)(Gグレード)
・LEDフロントフォグランプ(Gグレード)
・デジタルキー、ステアリングヒーター、ディスプレイオーディオplus(G“Z”グレード)
・アクセサリーコンセント(メーカーオプション)選択時、給電アタッチメントを標準装備
価格はG“Z”が317万200円、Gが278万1900円、G“X”が248万1600円。
カローラ(セダン)も純ガソリン車廃止、エントリーモデルが227万円~
カローラ(セダン)もエクステリアの変更はないものの、純ガソリン車を廃止。従来のメーカーオプションだった装備類が以下の通り、標準装備化された。カローラの発売は5月19日。
・ドライブレコーダー 前方+バックガイドモニター(簡易録画機能付)(W×Bグレード)
・ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)(W×B、Gグレード)
・205/55R16タイヤ&16×7Jアルミホイール、LEDフロントフォグランプ(Gグレード)
・デジタルキー、ディスプレイオーディオplus(W×Bグレード)
・アクセサリーコンセント(メーカーオプション)選択時、給電アタッチメントを標準装備
価格はW×Bが307万7800~329万2300円。Gが268万1800~289万6300円。エントリーモデルのXが227万9200~249万3700円。高い操縦安定性と上質な乗り心地を高次元で両立させた特別仕様車のアクティブスポーツが307万7800~329万2300円。
■特別仕様車アクティブスポーツの装備(セダン、ツーリング共通)
・専用デザインフロントバンパー
・Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ&LEDデイライト、LEDフロントフォグランプ、LEDリアランプ(テール&ストップランプ)
・215/45R17タイヤ&17×7.5Jアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装/センターオーナメント付)
・シート表皮:合成皮革+ブランノーブ(除電スタビライジングプラスシート[運転席])
コメント
コメントの使い方地味にセダンとツーリングに設定されていたZグレードが廃止されていますね、上級グレードはW×Bに一本化という事ですか。