日産が新型ピックアップのフロンティアProを上海ショーで発表した。イエローのボディカラーもかなり強烈だが、なんたってプラグインハイブリッドだというからすごいじゃない!!! もちろんラダーフレームのピックアップPHVは日本に来るか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:NISSAN
【画像ギャラリー】丸みのデザインが未来的な日産 フロンティアPro!! 日本上陸でハイラックス・トライトンとの三つ巴を期待しちゃう!? (13枚)画像ギャラリー実はピックアップが得意な日産
ピックアップといえばトヨタのハイラックスを思い浮かべる人も多いだろう。近年だと三菱トライトンなどもイメージがつきやすいが、実は日産だってピックアップの歴史は長い。
1960年代のダットサンピックアップにはじまり、ナバラなどグローバルで日産ピックアップは販売を続けてきた。日本だとその用途がなかなか思い浮かばない存在ではあるが、やはり堅牢性が必要な諸国では大人気の存在だ。
そんな日産のピックアップの新モデルが中国で発表となった。それが日産 フロンティアProだ。北米でも発売されている日産 フロンティアだが、スクエアなデザインの北米モデルとは異なりやや丸みを帯びたモデルになっている。
1.5Lの4気筒ターボエンジンとモーターの組み合わせでシステム出力は300kW、そして800Nmのトルクを発揮する仕様となっている。全長5520mm、全幅1960mm、全高1950mmという大きなボディだが、2500kgの車重だってネガにはならずきっと電動化の恩恵を感じられるだろう。
海外輸出も検討中ってことはもしかして?
今回のフロンティアは鄭州日産と日産が共同開発したモデルになるが、現状として日産は中国現地開発のモデルを大々的に輸出することはしていない。
すでに発表されている東風日産のN7などもBEVとしてはグローバル展開してもおかしいモデルではないのだが、今ひとつ輸出などの展開は聞こえてこない。しかしフロンティアProのプレスリリースを見ると「将来的には輸出も予定しています」との文言が。
ということは日本市場にももしかすると入ってくるのかな、なんてワクワクしちゃいますが、うーんどうなんだろうか……。
日本市場ではハイラックス、トライトンがいるものの、まだ電動ピックアップは存在しない。トライトンについては電動化も見越したフレームなので、今後の展開はあり得るかもしれないが、今なら日産はチャンスかも?
コストを意識しつつもこのような車種が存在すれば日産の強い武器になりそうだが。
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