■シートヒーターについて
(青森に住む読者の方からの、シートヒーターをあと付けで買って(あまり暖かくない!)乗っていますが、シートヒーターがあまり重要視されていない気がする、徳大寺さんにぜひシートヒーターの効用を広めてほしいです、との声に)
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シートヒーターはバッテリー食いなので、アクセサリー向きではありません。やはり、メーカーのオプションのものが信頼性があるでしょう。シートヒーターはエアコンよりもはるかに早く暖まりますので、冬場は重宝し、女性には必需品でしょう。
日本車は欧州車に比べるとシートヒーターの性能がよくないと思います。また排気量の小さいモデルはオプションでも選べないモデルがまだまだ多いと思います。軽自動車が人気なので、これから増えていくと思います。
また、後付のシートヒーターには乗せるだけのものよりも、シートの内側に入れ込むタイプが見栄えもいいですね。
■愛車はBXブレーク

(愛車がシトロエン1990年製のBXブレークだという、そのせいでまわりからは変わり者のように思われますが自分はいたってノーマルです、と主張する会社員の方からの、これからもシトロエンのお話をたくさん聞かせてくださいね、という声に)
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シトローエンBXブレークは何色でしょう? 私もグリーンのモデルに乗りました。シトローエンのモデルはサイズもよく、少しスポーティで大好きなクルマです。
おっしゃるように少々古いシトローエンでミーティングに出たいものです。
シトローエンは創業者のアンドレ・シトローエンがフランス版のフォードになるべく創業した会社ですが、人間が大好きで、フランスらしく洒落ていてユーモアがある点に最大の特徴があります。いわゆるウィットに富むというやつです。
私は年をとればとっただけ、フランス車が好きになるような気がします。シトローエンのC3やC5、ルノーのルーテシアやスポールはウィットに富んだクルマだと思います。
古い友人の五木寛之さんもシトローエンファンのひとりです。彼のシトローエン評は独特で面白いものです。人間が好きな人ほどシトローエンのことが好きなのかもしれません。
■スズキとダイハツ
(ダイハツとスズキには「新しい軽自動車を作ろう」という気概があると感じます、徳大寺さんのハスラーや東京モーターショーで展示されていたコペンの印象はどうでしたか? という読者の方からの質問に)
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ダイハツやスズキはテレビCMの放送時間を買うのがうまいのです。刷り込むといいますが、繰り返しCMを流し、印象を植え付けることは、効果があります。2社は常に軽自動車のシェアの熾烈なトップ争いをしていますから、CMでも負けないという意識があるのかもしれません。
ハスラーは個性的ですが、スポイルしているところがない点が人気となっているのでしょう。世界的にはコンパクトなSUVが人気ですから、軽自動車という枠で新しいSUVを作ったところにスズキの目利きのよさを感じます。
コペンはモーターショーで見ただけで、市販型はまだ変わるでしょう。軽自動車のスポーツモデルはチャレンジだと思いますが、大いに期待したいと思います。この2社はライバル意識がとにかく凄いので、今後も660ccでも充分に面白いというクルマを作ってくれると期待しています。
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