ええっ! ノアの顔がマイチェンで変わった!? ……そう思うのもムリはない。下にある画像。ノアのダーク系シルバーメタリックのグリルより、やや明るめシルバーのグリルをまとい、カタチも違う。この顔はスズキのランディ! バカ売れのノアの顔に見飽きた感がややあるなか……ランディ顔の魅力を深掘り!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ、トヨタ
■明るい色のシルバーメタリックに変わり、グリル形状も違う!
先日。都内の駐車場で、「え? ノアのグリル、いつの間に変わったの?」と思った筆者。直後、フロントにスズキ・エンブレムが鎮座しているのを見て、「おぉ~。トヨタからOEM供給を受けているランディじゃないか!」と納得。
販売好調な各社のミニバンたちのなかでも、人気者のトヨタノア。直近の2025年3月の月販台数は8496台で、ランキング7位。かなり売れてますなぁ。
よく売れているということは、街中でよく見かける……ということ。それだけに逆の見方をすれば、スズキランディのフロントデザインに「新しさ」を覚える。
下にノアの画像があるので、2つの画像を見比べてほしい。
ノアのなかで売れ筋はS-ZやS-Gグレード。その2グレードに装着される、ダーク系シルバーメタリック・グリルより、やや明るい色のシルバーメタリックのグリルを装着しているのがランディ。よ~く見ればグリルの形状も違うし、グリルの隙間の形状までも違う!
実はランディのグリル。ノアのその他3グレード(Z、G、X)の形状と同じだが、色合いや見た感じの印象を絶妙に変えている。こういうこだわりが素晴らしいじゃないですか。
乗れば「俺のミニバン、ほかとはちょいと違うぜ」という優越感にも浸れるはず。ちなみに、ランディの2025年3月の月販台数は1180台。トヨタ販売力の差を考慮すれば、よく売れていると思います。はい。
■2022年。日産セレナからトヨタノアへと移行したスズキランディ
さて、スズキランディの現行モデルは2022年8月から販売されている。その前は、日産セレナのOEMを何世代か続けて受けてきた歴史がある。上の画像が、2022年まで売られていた「セレナ版」ランディですね!
現行モデルのグレード構成は7人乗りのハイブリッドGと、8人乗りのガソリンGの2種類。トヨタのストロングハイブリッドモデルに乗りたいのなら、7人乗りしか選べないが、このチョイス、いいと思う!
というのも、先代ホンダフリードに乗っていた筆者。2列目がキャプテンシートで、独立空間が確保された感じで超快適! ということを実感ずみ。ランディの7人乗りも、同様に2列目がキャプテンシートで広々、快適に過ごせること間違いなし!
そんなわけで、筆者の推しグレードは、ストロングハイブリッドのモーターの走り味や加速感も楽しめる、ハイブリッドGですね。
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