クルマに乗るうえで、なるべく避けて通りたいのが交通事故。100%の安全がないのは百も承知だが、なるべく100%に近づける努力はしたいもの。ここでは事故発生件数の少ない都道府県&任意保険普及率の高い都道府県を見てみよう!!
※本稿は2025年4月のものです
文:伊達軍曹/写真:スバル ほか
初出:『ベストカー』2025年5月10日号
事故発生件数の少ない都道府県ベスト5
交通事故の発生件数は、人口および自動車保有台数とほぼリンクしている。
人もクルマも少ない都道府県であれば、「話し相手になるクルマ好きがいなくて寂しい」という問題を抱える可能性はあるが、交通事故に遭遇するリスクを抑えながらカーライフを送ることが可能だ。
「短気な人が多そう」という勝手なイメージが強い土佐(高知県)の交通事故発生件数が低いのは意外だが、これも人口と自動車保有台数が少ないがゆえの必然か。ちなみに、人口がまあまあ多いわりに交通事故発生件数が比較的少ないのは岐阜県だ。
任意保険普及率の高い都道府県ベスト5
こと「対人賠償」については、全国的におしなべて加入率は高い。そのなかでも大阪府は意外に(?)突出しており、トヨタのお膝元である愛知県もさすがの2位。逆に沖縄県と九州南部、そして高知県あたりはやや低い傾向がある。
「車両保険」の加入率も愛知県はさすがの59%以上で、その北に位置する岐阜県もまずまずの加入率。
愛車を守る意識が高いのは、これまた「トヨタ本社に近いから」か? 関係ないかもしれないが。なお東京都と神奈川県の車両保険加入率は、平均(約47%)程度にとどまっている。
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