業績面の話題が先行しがちな日産だが、世界を見渡せば実に多様なクルマを生産しており、その中には日本ではなぜか販売されていない“激アツ”モデルも多い! そこで今回は「なぜ日本で出さないのか!」と叫びたくなる海外専売モデル5台をピックアップして紹介しよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産、ベストカーWeb編集部
※記事制作に一部AIを使用しています。
【画像ギャラリー】先進的なボディがカッコイイ!! SF映画にでてもおかしくない海外日産車たち!(36枚)画像ギャラリーキャシュカイ:欧州で爆売れ中のスマートSUV
まず紹介するのは、イギリスをはじめとする欧州市場で絶大な人気を誇るコンパクトSUV「キャシュカイ」。なんといっても魅力は日産の最新デザイン言語をまとったエクステリア。さらにe-POWERを搭載し燃費が優れるという点も見逃せない。
最高出力は190馬力、トルクは330Nm、0-100km/h加速は7.9秒と力強く、それでいて燃費は約23km/L(欧州複合サイクル)というハイパフォーマンスぶり。内装も12.3インチのディスプレイやワイヤレスApple CarPlayなど最新装備が満載。これ、日本に来たらヒット間違いなしでしょ?
販売地域:ヨーロッパ(イギリスなど)
N7:中国で話題沸騰の新型EVセダン
続いては中国市場限定で登場したばかりの新型EVセダン「N7」。スタイリングはcd値0.208という超低空力ボディ。なんとフロントのライトは710個のLEDで構成され、近未来感MAXのフェイスが特徴だ。
ボディサイズは全長4930mm、ホイールベース2915mmとDセグメント級。160kWと200kWのモーターを搭載する後輪駆動で、最大航続距離は625km。バッテリーはLFP(リン酸鉄リチウム)式で、価格は約17,000ドル〜。コスパと先進性のバランスが秀逸な、まさに“買える未来”の一台だ。
販売地域:中国
ムラーノ:アメリカンサイズのラグジュアリーSUV
続いてはアメリカ市場で販売されている「ムラーノ」。名前を聞いて懐かしいと思った人もいるはず。そう、かつて日本にも並行輸入や限定販売されたことのあるプレミアムSUVが、いまや本場アメリカでは堂々の現役モデルとして健在なのだ。
2025年モデルは2.0L VCターボを搭載し、出力241馬力、トルク353Nm、9速ATと組み合わせられる。平均燃費は9.8km/L程度で、12.3インチデュアルディスプレイ、アンビエントライト、マッサージ付きシートと装備も超豪華。日本未導入が本当に惜しい!
販売地域:北米(アメリカなど)
フロンティア:ザ・本格派ピックアップ
2025年の上海モーターショーで日産が発表した「フロンティア プロ」は、中国市場専用のプラグインハイブリッドピックアップ。1.5Lターボと電動モーターの組み合わせで出力は400馬力超、最大トルクは800Nmを誇る。
4WDやデフロック、V2L(最大6kW)機能も備え、アウトドア性能も十分。レトロモダンな外観や豪華な内装も魅力で、日産の中国電動化戦略の第一弾として投入された。これは正直、日本でも乗りたい!
販売地域:中国ほか
シルフィ:e-POWERまで搭載してた中国の大本命セダン
最後に紹介するのは、中国向けコンパクトセダンの「シルフィ」。1.6L自然吸気エンジン搭載のガソリンモデルは122馬力、燃費は約16.8km/Lと無難だが、今どき珍しい低く構えたセダンボディがそそる。12.3インチのタッチスクリーンやL2レベルの運転支援など、装備面も文句はない。
さらに注目すべきは、2021年にe-POWERモデルが登場しているという事実。電動感あふれる走りと静粛性を両立したこのモデル、日本導入を待ち望む声も少なくない。かつて日本でもシルフィの名は親しまれていただけに、日本導入を期待したい!
販売地域:中国(北米ではセントラとして販売)
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