歩行者や周囲のクルマに“進む方向”を光で知らせる、まるでSFのような新機能が、トヨタのカローラ クロスに日本初搭載されました。この装備を手がけたのは自動車ランプ大手の小糸製作所。いったいどういう仕組みなの?
文:ベストカーWeb編集部/写真:小糸製作所
【画像ギャラリー】圧倒的な未来感がすげー!!! 新型カローラクロスみんなも見ていってよ(9枚)画像ギャラリーコンパクトで高機能! 新発想の“光で伝える”技術
この最新装備を手がけたのは、自動車用ランプ大手の小糸製作所。新開発の「シグナルロードプロジェクション」は、ウィンカーを出すと同時に、路面にV字型の矢印=“シェブロン”を投影する機能。
ドライバーの意志を視覚的に周囲へ知らせることで、見通しの悪い交差点や夜間など、事故リスクが高まるシーンでの安全性向上が期待されています。
このシステムは、たったひとつのLEDとふたつのレンズというシンプルな構造ながら、コンパクトでヘッドランプ内部への搭載もスムーズ。しかも投影されるシグナルは、明るくて見やすく、均一な形状が特徴です。
新型カローラ クロスに搭載されたこのシステムは、2025年5月23日発売モデルから導入開始。量産車としては日本初(小糸製作所調べ)となり、今後、他車種への展開にも注目が集まります。
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