マニアの領域に入るクルマ好きの場合、自分で乗るクルマと誰かに薦めるクルマは違ってくる。しかし我らが国沢光宏氏は、現在自分で所有する愛車を、将来孫にプレゼントしたいという。それは国沢氏が苦労して入手したあのクルマだ!!
※本稿は2025年3月のものです
文:国沢光宏/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年4月10日号
国沢光宏が「子供 or 孫」に薦めるのは……日産 フェアレディZ
すでに私が乗っているフェアレディZは、6人いる孫のなかで一番のクルマ好きにプレゼントするつもりだったりする。
その6人のうち現在一番上が11歳。ということはあと7年で免許取得年齢になります。やはりクルマ好きの王道と言えば7年後の2032年だってスポーツカーだと思う。
少なくとも純エンジン車は絶版になっているだろうし、マニュアルミッション車だって新車じゃ買えないようになっていると思う。そしてガソリンの販売がおそらく終わるだろう2050年まで18年ある。2024年式フェアレディZをまだまだ楽しめるんじゃなかろうか。
問題は日産が残っているかどうか。
現行フェアレディZの生産台数は極めて少ないため、15年後に外装部品などの在庫がどのくらい残っているか不安。しかも最近の古い日産車のパーツ価格って信じられないほど値上がりしている。
ウインカーレンズやテールランプ、ヘッドライトなど、この先欠品が予想される部品もごっそり買っておきましょう。
コメント
コメントの使い方電動化に合わせて「クルマの愉しみ方」をアップデートすべき。