直近の新車スクープではないが、きわめて重大な情報が入ってきたのでお知らせする。トヨタが「復活させる」と宣言したセリカが、ミドシップ4WDになるというのだ。じゃあMR2復活とカブるじゃん!! と思ったあなた、スルドイです!!
※本稿は2024年12月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年1月26日号
突如入ってきた仰天スクープ
スクープ記事を作っていて思うのは「トヨタのスポーツカーが多すぎる」ということである。
セリカ、MR2、スターレットの復活、GRスープラ、GR86のモデルチェンジ、レクサスLC+RC統合車、LFA後継車(GRブランドになるとの情報)の登場など、挙げ始めたらキリがないくらいだ。
スポーツカーが増えるのは歓迎すべきことだが、「このご時世に、こんなに多くのスポーツカーが出てくるものか?」という素朴な疑問も生じてくる。
そんななか「なるほど、そういうことだったのか!」と膝を打つような新情報が入ってきた。復活するセリカとMR2は「同じクルマだった」という情報である。セリカはミドシップ4WDで開発しているというのだ。
【画像ギャラリー】次期型セリカと次期型MR2って同じクルマだったの!? 新型トヨタ セリカ予想CGと歴代セリカ(20枚)画像ギャラリー「次期型MR2」=「次期型セリカ」だった!
トヨタのミドシップスポーツ計画は当初、GRヤリスをミドシップ化して、かつてのグループBカーのようなクルマを作るというものだった。
その後、クーペタイプのミドシップに計画が変わったのだが、ラリー車のイメージが強い最初の段階で、セリカの名前を復活させることになっていた可能性がある。その後、デザインコンセプトが変わっても名前は残されたのかもしれない。
いずれにせよ、情報が錯綜していたのは事実だろう。セリカとMR2の2車を開発していたのではなく、もともとセリカだけだったということだ。ま、スクープも長くやっていれば、こういう間違いが生じることもある(自分で言うな)。
さて、そのセリカがどんなクルマになるかだが、エンジンは次世代の直4、2Lターボが確実だ。スペックは400ps/500Nm(51.0kgm)で、GRヤリス譲りの電子制御4WDを採用。3ペダルの6速MTも設定され、走りの愉しさをとことん追求する。
気になるのは価格で、1000万円クラスになる可能性もあるというが、セリカにそんなお大尽価格は似合わない。なんとか手の届く範囲に抑えてほしいものである。2026年末に生産を始め、2027年からデリバリー開始となりそうだ。
【画像ギャラリー】次期型セリカと次期型MR2って同じクルマだったの!? 新型トヨタ セリカ予想CGと歴代セリカ(20枚)画像ギャラリー
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