相変わらずトヨタ車が売れている。アルファード&ヴェルファイアをはじめとして、ランクル250、スカイラインクロスオーバー、カローラセダン&ツーリング、シエンタ等々、注文が多すぎて受注停止状態のクルマが10車種以上と、「売るクルマがない(営業マン)」という状況も……。今回は2025年5月頃にマイナーチェンジ予定のカローラクロスにスポットを当てて紹介していきたい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、予想CGイラスト(ベストカー製作5日)
※本企画は2025年2月中旬現在の独自調査によって執筆したものです。地域や時期によって情報が異なる場合がありますのでご了承ください。
相変わらず売れまくっているアルファード&ヴェルファイア
まずは売れまくっているアルファード&ヴェルファイアの情報からお伝えしたい。2024年12月20日に発表され、モデル追加(ハイブリッドX)およびガソリン車とハイブリッド車の一部改良モデルが1月7日に発売され、PHEVが1月31日に追加された。
直近3カ月の新車販売台数を見ると、まさにバカ売れの状態だ。2024年11月=アルファードが8866台で新車販売ランキング5位、ヴェルファイアが3103台で22位、同年12月=アルファードが7581台で3位、ヴェルファイアが1954台で26位、直近の2025年1月=アルファードが9866台で3位、ヴェルファイアが2706台で22位だった。
トヨタが公表しているアルファード&ヴェルファイアの月間基準台数は月8600台。そのうちアルファードが70%(6200台)、ヴェルファイアが30%(2580台)、PHEVが月200台。特にアルファードは月間基準台数の140%に達した。
アルファード&ヴェルファイアの一部改良モデル&PHEVモデルは2024年11月下旬から受注が再開。2025年2月中旬現在、地域によって異なるかもしれないが首都圏のトヨタディーラーでは受注停止中となっており、受注停止の対象期間は2025年1月~7月生産分という。
ディーラーによっては第1期=2025年1月~2025年3月、第2期=2025年4月~2025年7月というふうに2つの期間に分けて抽選を行ったところもあった。
2024年12月下旬にディーラーに聞いた時にはガソリン車は絶望的でハイブリッド車が若干残っているという話だったが、1月上旬には受注停止になっていた。いつ受注が再開されるかはわからないというが、今からでもアルヴェルが欲しい人は予約の列に並ぶために営業マンに伝えておいたほうがいいだろう。
ただ来夏からアルファード&ヴェルファイアの生産を現在のトヨタ車体富士松工場、いなべ工場に加えて田原工場でも行う予定なので現在のような長納期は徐々に解消に向かうだろう。
そのほか受注停止となっているのは、シエンタやカローラセダン&ツーリング&スポーツ、カローラクロスなど。シエンタやカローラシリーズ、カローラクロスは2025年5月頃にマイナーチェンジが行われる情報が入ってきている。
おそらく、それまでの生産台数を越えてしまったため、それを見越しての受注停止なのだろう。ランクル300に関しては2025年3月にマイナーチェンジが行われる予定なので受注が再開されるのではないか、とのこと。
ヤリスクロスは2025年2月初旬から受注が再開、ノア&ヴォクシーは2024年中に行われる予定だった一部改良が見送りになったため(2025年6~7月頃に延期か?)、現行モデルの生産が追加された、いわゆる“追加枠”が設定されたもよう。
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